みなさま
こんばんは
イラストレーターのmutsumiです。
準備編から当日編の期間がかなり空いてしまいました。。。
気にせずいきます!笑
少しでも参考になれば嬉しいです。
■当日
すごい人の数!
会場の盛り上がり具合にドキドキしたのを覚えています。
クリエイターEXPO以外に、コンテンツEXPOというイベントも同会場で開催されており
沢山の人の流れに、1人で感動していました笑
■どういった方が来られているのか
クリエポに参加している方々も、どの業界の方かわかるように
出版、小売、雑貨、印刷、映像などが書いた名札を下げておられました。
■当日の動き・展示方法
当日は本当に大規模で沢山のクリエイターが集まり、それぞれの展示ブースも出来上がっていました。
最初は大きい垂れ幕と、イラストのパネルと仕事実績掲載パネルだけだったのですが
皆さんの展示方法に学び、自分が【何が出来るのか、何がしたいのか】を過剰書きで色つけて急遽はることにしました(前日搬入時に気付き、当日早朝にキンコーズへ走る。。。)
あとは、前日搬入時に準備したようにテーブルにはポートフォリオ、名刺をおきました。
横の木製ラックにも同じようにポートフォリオと名刺を置き、前を通る方が気軽に取って下さいました。
展示方法を当日改めて確認したら・・・
後は開場と共にひたすら立って自分のイラスト冊子を配っていました。
少しでも自分を認知してもらうために、すれ違う方や
後ろの看板を見て立ち止まって下さった方には声をかけました。
ゆっくりお話する場合は、お互い座って商談もさせて頂きました。
■質問されたこと
当日は本当に沢山の方と出会い、お話させて頂き沢山の質問を受けました。
下記は、私のイラストやポートフォリオを見て質問された内容です。
他の方とは違うとは思いますが、仕事を発注する側の不安要素としては
共通点はあるかと思いますので、書いておきます。
①料金
・カットイラスト、白黒とカラーでの値段
・本の装丁
・イラスト1点で買取なのか、ライセンスなのか
・2次使用があった場合、料金は発生するか
・キャラクター作成
②スキル
・アナログとデジタル、どちらで描いているか
・デザイン+イラストで発注出来るかどうか
・取材やライティングも出来るのか
・アニメーション、映像用にデータ作成は可能か
・何が一番得意か?広告、出版など。
・似顔絵 LINEスタンプかけるか(リアルなタッチで)
・動物のイラストは描けるのか
・主流のタッチはどれか
③仕事でのやり取り
・ラフ案は何案出してもらえるか
・仕事のやり取りはメールのみでよいか
・打ち合わせで関東に来れるかどうか
(私が大阪から今回参加したというと、結構難しい表情される方が多かった印象。直接会って打ち合わせしたい方がいるが、オンラインやメールのみで問題ないという方も多数。)
④今の現状
・フリーランスで働いているのか
・どのジャンルの仕事が一番多いか
質問:まとめ
色々質問を受けたことで感じたことは
・料金表+サービス内容の提示
・仕事受注から納品までの流れ+やり取りの方法
・売りや強みが何のなのか
・スキルの幅
何が出来て、何が出来ないのか。
・その人が何者なのか。。。
をしっかり発注側に【伝わる】ように発信することが大事だなと。
今回作成したポートフォリオは、主にイラストの実績を載せていただけなので
上記のように、自分のサービス内容を明確にした情報も入れ込む必要があると感じました。
■どういったイラストを求めているのか
ここからは、業界ごとに必要としているイラストの需要をざっくりとですが書いていきます。
2018年の4月なので、もう変化はしていると思いますが。。。
●広告、出版、印刷
自社以外のイラストタッチが描けるイラストレーター
●雑貨
色数少なくても、キャッチーで目を引くイラストが描ける人
●出版
誰でも描けるイラストではなく、アーティスト性や世界観を持ったイラストが描ける人
ex. 最近流行っていた「うんこドリル」もデザイン性や個性にとんでいてヒットした本
ですね。とってもざっくりですが。。。
こうやって振り返ってみると、やはり個性や他にないオリジナルが描けるイラストレーターを求めているなと感じました。
作家性がしっかりあり、このイラストはこの人が描いた!とわかるような。。。
汎用性のイラストももちろん大事であると思いますが、何かしら特徴や個性があるイラストが求められている印象でした。
■振り返り
はじめての3日間のクリエイターEXPOを終え、商談も出来た3日間でした。
最後は展示備品なども全て配送で自宅に送りました。
帰りはこの配送手続き待ちの方で長蛇の列。。。
1時間くらいはかかったと思うので、配送伝票もらったり片付けなどは早めがオススメです。
下記、色々と振り返りや失敗などです。
展示備品
・パンフレット
→600部すりましたが、150部ほど余る。
前を通った方には大体渡していましたが、そんなにばらまく必要もなかった。
興味持って下さった方や商談した方などにお渡しするだけで、300部程で良かったかも。
・壁展示
A0のタペストリーでキャッチーなイラストをドンっと見せた展示は良かったと思いましたが
その他の展示方法は課題が残りました。
→自分が出来ること、したいことを明確に過剰書きで載せたのはやはり良い
それを見て話かけてくれる方が居たり、商談につながった
→展示しているイラストはタッチや世界観などはある程度共通な方がいい
統一感やインパクトに欠け、覚えてもらえにくいのではと感じた。
→実績物を展示している方は集客力が強い!
本や雑貨など、実績を展示しているところは人が沢山集まっていた。
発注側はイメージがつきやすく、仕事を頼める安心感にもつながるんだろうなと。。。
正直、この展示方法がクリエポでの商談を大きく左右すると思います!
・仕事を頼みやすくするための、サービス内容の明確化
→自分のサービスや料金などざっくりでも良いので答えたりパンフレットなどに記載していると良かった。後で見てもらってもわかりやすい。
■その後、仕事は受注出来たのか
ここが一番重要ですよね!
4月にクリエポがあり、その後は名刺交換した方などにお礼メールをひたすら送って出来ることはしたかと思ってましたが、音沙汰なし。。。
商談して仕事の流れの話をして、そこからイベント終わって連絡なかったりなどもあったり、スムーズにその後もやり取りが続いて仕事に繋がったりと様々でした。
5月末に連絡があり、そこからポツポツと受注できました。
半年たった今ですと、クリエポ参加で取得した仕事は金額的には元を取れている状態です。
ですが、思った程は仕事受注に繋がりませんでした。
自分のスキル不足や見せ方、作家性の強さの問題だと思います。
■まとめ
自分の実力を試す!方向性を見つける!で、見切り発車で参加したクリエポ。
結果、参加して良かったと思っています。
自分のイラストを3日間で沢山の人に見て頂き、こんな風にイラストを使いたい!と自分のイラストの活かせ方や発想を教えてもらえました。
こんなにイラストを求めている人がいるのかというくらい。。。
かといって、それを全部自分がやりたいかと言えば答えは違う。
クリエポに参加し、そこで受注した仕事などをしてきて今強く感じることは、
【自分自身がどんなイラストをどこで描きたいか、どんな人に届けたいか】です。
やっぱり、自分がワクワクドキドキする業界や分野でイラストを描いて、
そこに向けてより発信や力を注いでいきたいと思います。
作家性やオリジナリティを持った、イラストレーターになっていきたいですね。
クリエポ参加も、ターゲットややりたいことがはっきりしている方が、より成果も生むと思います。
クリエポ参加を考えている方の参考になればとても嬉しいです。
長い文章を最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
mutsumi
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